TEAM MACH(玉中哲二代表)は、SUPER GT 2023シリーズに参戦することを決めた。ドライバーには、2年目となる冨林勇佑を継続起用し、さらに2016年のGT300クラスチャンピオンである松井孝允がコンビを組む。車両についてはMC86での参戦。またオゾン除菌脱臭機「エアバスター」を展開する三友商事のスポンサー契約も継続。悲願のGT300クラス初優勝とシリーズ上位ランキングを目指す。
1月に開催されたSUPER GT最終戦もてぎの決勝レース中、「マッハ車検エアバスターMC86マッハ号」は、後続車両に追突されコンクリートウォールに激しくクラッシュ。幸い運転していた冨林に怪我はなかったものの、その場でレースはリタイアとなった。
車両はガレージに帰り各パーツを取り外して分解。モノコックのダメージを童夢において点検した結果、使用不能という判断に至った。この時点で2015年シリーズから使用しているMC86での継続参戦は絶望的となった。
このクラッシュによって、2023年の参戦を半ば諦めていたチームマッハの代表玉中哲二に2016年のチャンピオンカーであるMC86を所有するつちやエンジニアリング代表土屋武士氏よりマシンの無償提供にスペアパーツの提供、またエー・ピー・アール(apr)代表金曽裕人氏からも5号車の車両修理の応援といったありがたい連絡を受けた。
応援は、それだけではなく、インギングのオーナーである卜部治久氏より2022年に参戦した50号車のMC86のマシンを提供され、来季の参戦を目指す事に。
このクラッシュによって、2023年の参戦を半ば諦めていたチームマッハの代表玉中哲二に2016年のチャンピオンカーであるMC86を所有するつちやエンジニアリング代表土屋武士氏よりマシンの無償提供にスペアパーツの提供、またエー・ピー・アール(apr)代表金曽裕人氏からも5号車の車両修理の応援といったありがたい連絡を受けた。
ドライバーは今年度加入した冨林が継続参戦。もう1名は、2016年にMC86をドライブしGT300クラスチャンピオンを獲得した松井孝允がつちやエンジニアリングより移籍し、冨林とコンビを組む。MC86を良く知る松井の加入でチームの引き出しも増える事に加え、チーフメカの佐田氏は25号車がMCでシリーズチャンピオンを獲得した時のメカニック。2002年よりSUPER GT/GT300クラスに参戦中のTEAM MACHは、2022年の第3戦鈴鹿を含め3度のクラス2位表彰台獲得したが、2023年こそはメンテナンス協力会社GTNETのメカニックも最大限の力を出し、熟成したMC86でチーム悲願の初優勝、そしてシリーズランキングでも上位を目指す。
◆玉中 哲二 TEAM MACH代表
「「最終戦の茂木でのクラッシュにより2023年の参戦は半ば諦めていましたが、事故後にSUPER GTで戦友である各チームの代表から支援の声を頂き、その有り難い声に参戦を目指す事を決意いたしました。出場するからにはチーム一丸となって頂点を目指したいと思いますので応援宜しくお願いいたします。」
◆冨林 勇佑
「SUPER GTに出場するチャンスを下さったチームマッハさん、そしていつも多大なるサポートを頂いている三友商事様、デルタモータースポーツ、そして松井選手と共に2023年シーズンも戦うことができて嬉しいです。チームに初優勝を届けられるよう頑張ります。」
◆松井 孝允
「2023年はTEAM MACH様で戦える事、本当に嬉しく思います! 昨年2位表彰台と惜しくも優勝に届かなかったのでなんとしてでも優勝出来るようにチームの一員として戦って行きます。このチームで走るにあたり、松井孝允を起用して頂いたチームマッハの玉中様、つちやエンジニアリングの土屋様に感謝して2023年を全力で戦っていきます!」
◆尾本 直史 GTNET代表
「最終のクラッシュで、お先真っ暗になりましたが、このような体制で参戦できることにより、更に高みを目指して頑張りたいと思います。」