S耐GT-Rで鈴鹿10Hに参戦

GTNET

GTNET MOTOR SPORTS(代表:尾本直史)は、8月22〜25日に鈴鹿サーキットで開催される、2019 第48回サマーエンデュランス「BHオークション SMBC鈴鹿10時間耐久レース」(鈴鹿10H)に、NISSAN GT-R NISMO GT3で参戦する。

 

スーパー耐久シリーズの2018年チャンピオンであり、今年もNISSAN GT-R NISMO GT3で第2戦SUGO 3時間、第3戦富士24時間、そして第4戦オートポリス5時間と3連勝を遂げてST-XクラスのポイントリーダーGTNET MOTOR SPORTSは、Pro-Amクラスにエントリーした。

 

伝統の“鈴鹿1000kmレース”をモデルチェンジし、昨年からスタートしたこの真夏の過酷な耐久レースは、FIA GT3車両を中心に、日本のSUPER GT GT300クラスに出場するJAF GT車両も加えたイベントで、インターコンチネンタルGTチャレンジシリーズの1戦としてもカウントされる。クラス区分は、Pro、Pro-Am、Am、Silverで、GTNET MOTOR SPORTSの参戦するPro-Amクラスはプロフェッショナルドライバーとジェントルマンドライバーの混成チーム。昨年大会は35台が参戦し、今年は既に36台のエントリーが集まっている。

 

GTNET MOTOR SPORTSは、海外のトップチームも参加するレベルの高いレースに出走することで、GTNETのメカニックも新たな目標を設定し実績を積み重ね、チーム全体のレベルアップを狙う。参戦予定ドライバーは浜野彰彦/星野一樹/山田英二。山田は2001〜2007年にGTNET MOTOR SPORTS(当時はC-WEST LABS)のドライバーとして活躍、2002年にはS耐クラス3(マツダRX-7)で、また2005年にも同クラス(フェアレディZ)でタイトルを獲得したベテラン。今回は久しぶりのコラボレーションとなった。

 

チームとしてはS耐のトリオで参戦することも検討したが、車両も2015年モデルであり、異なる体制でチャレンジすることで次につなげられるようなレースを目標としている。またS耐レギュラーの藤波清斗については、チームのサポートに回ることにより、また違った環境での成長に期待をかけている。

 

このレースシリーズで使用するタイヤは、S耐と同じピレリタイヤであり、ピレリタイヤで2シーズンを戦い性能や特性を良く知るGTNET MOTOR SPORTSは、SUPER GT エントラントよりもレースを有利に運ぶ可能性もある。国内耐久レースのチャンピオンチームが、いかに世界トップレベルに通用するか?

 

またレースクイーンもGTNET GIRSの長沼まゆ、村上楓(かえで)に、アドヴィックス社の協力でADVICS muta Racing fairiesの藤井マリーがチームの応援に加わり、イベントを盛り上げることになった。

 

まずは22日に鈴鹿市内(鈴鹿サーキット〜イオンモール鈴鹿)で行われる公道パレードに参加を予定。GTNET MOTOR SPORTSの新たなチャレンジにご期待ください。