S耐富士24時間にエントリー新体制で4年ぶりの総合優勝を狙う

GTNET

GTNET MotorSportsは、5月30日〜6月1日に富士スピードウェイ(静岡県)において開催されるスーパー耐久シリーズ2025第3戦「富士24時間レース」に 、TEAM DAISHINとのコラボレーションでシリーズ最速のクラスであるST-Xクラスに参戦する。今回のレースでは、TEAM DAISHIN代表の大八木信行、長男の大八木龍一郎、プロドライバーである青木孝行、坂口夏月、そして新加入の木村偉織という5人態勢で、2021年大会以来4年ぶりの優勝を狙う。

 

GTNET MotorSportsは、2013年よりNissan GT-R NISMO GT3でスーパー耐久シリーズ最速のクラスであるST-Xクラスにエントリーし、2014、2018、2019年にタイトルを獲得した。また2020年よりTEAM DAISHINとのコラボレーションで参戦。シリーズのハイライトである富士24時間レースで総合優勝1回、2位1回、3位2回という好成績を残している。昨年大会ではトップ争いをしていた夜中に電装系のトラブルでピットガレージでの作業が長引き、初めて表彰台を逃す5位という悔しい結果に終わった。

 

今季のS耐参戦は今回大会が初となるが、ここ数年は海外のFIA GT3車両が結果を残し、今季も新たな海外の車両が速さを見せている。今回の長時間耐久では国産車両の持つ高いポテンシャルとチームの高い総合力を結果に結びつけたいところ。

 

 今回チームに初合流することになった木村は、2023年スーパーフォーミュラ・ライツのチャンピオンを獲得した25歳。同年にSUPER GT/GT500クラスも経験し、昨年はスーパーフォーミュラにも参戦するなど経験は豊富。富士24時間では2022年にST-Zクラスの優勝を飾っている。今季はGTNETがコラボレーションしているSUPER GT/GT300クラスのマッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号をドライブしていることもあり、今回の起用となった。

 

5月8日に行われた富士テストではマシンの細かいチェックを重点に走行をこなした。また木村が初めてFIA GT3仕様のGT-Rをドライブし、良いインプレッションを持った。

 

チームの士気を高めるために、ダイシンアンバサダーの八神愛華さん、GTNET GIRLS 宮瀬七海さん、朝倉咲彩さんも会場に駆けつけ盛り上げる予定だ。

 

大八木親子というジェントルマンドライバーコンビにベテラン、中堅、若手というプロドライバーのカルテットで戦う24時間レースの決勝は、5月31日午後に、全10クラスで過去最多となる64台がエントリーしてスタートする。

 

◆大八木信行

「新しいドライバーも加わり、持ち前のチーム力を発揮して最高の結果を残してほしいと思います」

 

◆大八木龍一郎

「年に一度の24時間レースですから、とにかく頑張るのみです。応援をよろしくお願いいたします」

 

◆青木孝行

「4年ぶりの総合優勝を懸け挑む富士24時間に長年このレースで培ってきた経験と、GT-Rが持つポテンシャルを最大限に活かせるよう昨年の悔しい思いを胸に、今年は必ずや表彰台の頂点に立ちたい。厳しい戦いになることは覚悟していますが、チーム全員で力を合わせ、最後まで諦めずに走り抜きます。応援よろしくお願いいたします!」

 

◆坂口夏月

「今年もチームダイシンから、富士24時間レースに参戦でき嬉しいです。まずは24時間レースをトラブルやアクシデントなくゴール出来れば結果はついてくると信じて、しっかりドライブしますので、皆さんの温かいご声援よろしくお願い致します。」

 

◆木村偉織

「DAISHIN様のサポートもと、24時間レースへ参戦させていただく運びとなりました。最初にこの貴重な機会をいただいたチームならびにスポンサー、関係者の皆様に心より御礼申し上げます。私にとって本大会は2度目の参戦となり、緊張と高揚感が入り混じる中での挑戦となります。前回の参戦では幸運にも優勝という結果を収めることできました。今回もその経験を生かし結果で恩返しができるよう、優勝を目指して全力尽くしてまいります。引き続き、皆様からも温かいご声援を賜りますよう。何卒よろしくお願い申し上げます」

 

◆尾本直史監督

「とにかく昨年は悔しい思いをしましたので、リベンジできるようにチーム全員で、全力で挑みたいと思います」