ゴジラからゴッド・オブ・スピードまで――日産GT-R R35 海外ニックネーム30選

GTNET

はじめに

日産GT-R R35は、日本国内ではもちろん、その存在感と性能によって世界中で独自の呼び名を授かってきました。呼び名は時に畏怖の象徴であり、時に愛情の証。そこには、その国や文化がGT-Rをどう見ているかが映し出されます。本稿では海外Wikipediaなど信頼性の高い情報をもとに、GT-R R35が世界でどのように呼ばれてきたのか、その背景にある逸話や面白エピソードを30項目にまとめてご紹介します。

1. Godzilla(ゴジラ)

  • 由来:1989年、豪州の自動車雑誌『Wheels』誌が、R32 GT-Rの圧倒的なパフォーマンスを「日本から来た怪獣」と表現したのが起源。

  • R35にもそのまま受け継がれ、世界的愛称に。

2. Japanese Supercar(日本のスーパーカー)

  • 欧米メディアで定着した表現。価格対性能比の高さから、この称号を惜しみなく与えられた。

3. Super Skyline(スーパー・スカイライン)

  • スカイラインの名が外れたR35だが、かつての系譜を知るファンがこう呼び続ける。

4. The Giant Killer(ジャイアントキラー)

  • ポルシェ911やランボルギーニを打ち負かしたニュルブルクリンクのタイムから。

5. Moby Dick(モビーディック)

  • アメリカの一部マニアが使う呼び名。ボリュームある白いボディカラー車両が由来。

6. R-35 Missile(R35ミサイル)

  • 直線加速の破壊力を示す俗称。ドラッグレース文化圏で使用。

7. Shinkansen on Wheels(車輪の新幹線)

  • 英国メディアがその高速巡航性能を新幹線になぞらえた。

8. The Digital Samurai(デジタル侍)

  • 高度な電子制御技術と日本的な精密さを掛け合わせた愛称。

9. AWD Monster(AWDモンスター)

  • 全輪駆動による驚異的なトラクション性能から。

10. Nürburgring Slayer(ニュルブルクリンク・スレイヤー)

  • ニュルでの圧倒的ラップタイムにちなむ海外フォーラムの呼び名。

11. Street Godzilla(ストリート・ゴジラ)

  • 公道仕様ながらサーキット並みの性能を発揮することから。

12. The Hammer of Nissan(日産のハンマー)

  • レースシーンでの圧倒的な存在感を武器にたとえた表現。

13. Zero-to-Hero(ゼロ・トゥ・ヒーロー)

  • ローンチコントロール使用時のスタートダッシュ性能から命名。

14. The Track Predator(トラック・プレデター)

  • サーキットでの“狩人”のような走りから。

15. Skyline’s Heir(スカイラインの後継者)

  • 海外スカイラインファンが系譜を意識して使う表現。

16. Tokyo Missile(東京ミサイル)

  • 首都高や湾岸線での都市高速バトル文化からインスパイア。

17. The Beast from Japan(日本から来た野獣)

  • 海外メディアが見出しに多用。フェラーリやマクラーレンの比較記事で頻出。

18. The AWD God(AWDの神)

  • AWDシステムの制御精度を称える言葉。

19. Hypercar Hunter(ハイパーカー・ハンター)

  • 価格が数倍するハイパーカーをコースで撃破した事例から。

20. Techno-Titan(テクノ・タイタン)

  • 高度なテクノロジーと巨体を組み合わせた造語。

21. The Rising Sun Rocket(旭日ロケット)

  • 日本車であることを強調しつつ加速性能を称賛。

22. R35zilla(R35ジラ)

  • “Godzilla”の派生形で、SNSやオンラインゲームで流行。

23. The Gentleman’s Monster(紳士的モンスター)

  • 高級感と快適性を備えたモンスターカーという意味。

24. JDM King(JDMキング)

  • 日本国内仕様車(JDM)の王者としての呼び名。

25. The Digital Godzilla(デジタル・ゴジラ)

  • 電子制御と怪物級性能を融合した表現。

26. Samurai Supercar(侍スーパーカー)

  • 日本車であることと誇り高い戦士のイメージを掛け合わせた。

27. The Iron Fist in a Velvet Glove(ベルベットの手袋をはめた鉄拳)

  • 快適な内装と荒々しいパフォーマンスのギャップを英国メディアが表現。

28. Trackzilla(トラックジラ)

  • サーキット特化型チューニング車を指して北米で流行。

29. The Ultimate GT(究極のGT)

  • 長距離ツーリング性能とスポーツ性の両立から。

30. Monster of the Autobahn(アウトバーンの怪物)

  • ドイツ高速道路での最高速アタックでの実績を背景に。


おわりに

日産GT-R R35は、性能だけでなくその存在感やキャラクターが世界中の人々に強烈な印象を残し、多彩な呼び名を生んできました。これらのニックネームは単なるあだ名ではなく、国や文化ごとにGT-Rへの感情や敬意が込められています。次に海外の雑誌や動画でGT-Rを見かけたら、その呼び名の裏にある物語も思い出してみてください。

 


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