ゴジラ、世界を喰らう――日産GT-R R35 レース実績大全

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はじめに

2007年のデビューから今日に至るまで、日産GT-R R35は公道だけでなくサーキットでも数々の伝説を残してきました。FIA GT選手権やスーパーGT、ニュルブルクリンク24時間、そしてオーストラリア・バサースト12時間まで――その走りは世界中で「ゴジラ」の異名を轟かせました。
本稿では海外Wikipediaなど信頼性の高い情報をもとに、GT-R R35のレース実績を30項目に分け、背景や逸話、面白エピソードを交えて紹介します。30~50代のクルマ好きに響くエモーショナルな内容でお届けします。

1. FIA GT1世界選手権デビュー(2009年)

  • GT-R R35はFIA GT1世界選手権に投入され、初年度から複数表彰台を獲得。

  • 欧州メディアは「ゴジラがヨーロッパを襲撃した」と大見出しで報じた。

2. 2011年 FIA GT1 世界チャンピオン

  • チームMOTUL AUTECH GT-Rが年間王者に輝く。

  • 連戦連勝を支えたのは、驚異的な耐久性と駆動系の信頼性だった。

3. スーパーGT GT500クラスの黄金期

  • R35はGT500クラスで複数回シリーズチャンピオンを獲得。

  • 特に2014年は速さと耐久性の両立で他チームを圧倒。

4. ニュルブルクリンク24時間挑戦(2010年)

  • 初挑戦でクラス3位入賞。

  • 24時間全開走行を支えたのは、量産車とほぼ同じVR38DETTの信頼性。

5. 2014年ニュル クラス優勝

  • 豪雨と濃霧の中でもペースを落とさず走破。

  • 「悪天候でこそゴジラは強い」と評された。

6. ニュルタイムアタック 7分26秒70(2009年)

  • 当時の量産車最速クラスに食い込み、世界のスーパーカーに衝撃を与えた。

7. 英国ブリティッシュGT選手権での雨中逆転勝利

  • 豪雨のシルバーストンでタイヤ選択が的中し、最終スティントで劇的優勝。

8. GT3仕様の世界展開

  • FIA GT3規格に適合した「GT-R NISMO GT3」が世界各国の耐久レースで活躍。

  • アマチュアドライバーにも扱いやすいと評判に。

9. バサースト12時間制覇(2015年)

  • マウントパノラマで総合優勝。

  • 最終1時間での逆転劇は今も語り草。

10. スパ24時間レースでの快走

  • 過酷な夜間走行でも安定したペースを維持。

  • 完走率の高さが際立った。

11. スーパー耐久での連勝記録

  • 国内長距離耐久戦での連勝は「市販ベース最強」の証明となった。

12. パイクスピーク特別仕様

  • 北米チームがR35をベースにヒルクライム仕様に改造。圧倒的な加速力で観客を魅了。

13. ドリフトシーンへの異色参戦

  • フォーミュラDでGT-Rシャシーを活用したモンスタードリフトカーが登場。

14. アジアンルマンシリーズ制覇

  • 高温多湿の過酷な環境で安定走行し、シリーズ優勝。

15. Blancpain GTシリーズでの健闘

  • 耐久カップで度々表彰台を獲得し、欧州での地位を確立。

16. スーパーGT 空力革命(2014年)

  • 大規模な空力改良が翌年の勝率向上に直結。

17. FIA GT3ワールドカップ(マカオ)での奮闘

  • 市街地コースで重量級ボディながら俊敏な走りを披露。

18. VLN耐久シリーズでの活躍

  • 年間を通して複数クラス優勝。長時間安定走行が武器。

19. GTアカデミー出身ドライバーの躍進

  • ゲーム出身のルーキーがGT-Rで国際レースデビューし表彰台獲得。

20. 雨天無双のAWD性能

  • ウェットコンディションでの勝率の高さはGT-Rの代名詞。

21. ほぼノーマル仕様での耐久勝利

  • 市販車に近い仕様で他の改造マシンを打ち破った逸話。

22. コース別専用セッティング

  • 富士、鈴鹿、セパンなどコース特性に合わせた専用チューニングを導入。

23. ピット戦略勝ち

  • 耐久戦での素早いドライバー交代・給油が勝敗を分けた。

24. バーチャル開発の活用

  • 実車テスト前にシミュレーターで数百ラップ分のデータを取得。

25. 驚異の駆動系信頼性

  • GT3仕様で数シーズン主要部品無交換で完走した例も。

26. 海外メディアの呼称「Track Godzilla」

  • サーキット仕様のR35をこう呼び、人気が加速。

27. メカニックとの一体感

  • レース現場での緻密なチームワークが接戦を制した。

28. ルーキーイヤーでの栄冠

  • 若手ドライバーが初年度でシリーズ優勝を成し遂げた例も。

29. 市販モデルへのフィードバック

  • 冷却や空力の改良が翌年の市販GT-Rに反映されることもしばしば。

30. 年々進化する「レーシングゴジラ」

  • 登場から10年以上経っても性能を更新し続ける異例のマシン。


おわりに

GT-R R35のレース実績は、単なる勝敗の記録ではなく、挑戦の物語そのものです。ニュルの悪天候、バサーストの逆転劇、スーパーGTでの快走――その全てが「ゴジラ」の伝説を形作っています。次にGT-Rがサーキットを駆けるとき、この物語を胸に刻んで観戦してください。

 


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